大谷翔平の椅子の上に挑発続けるNY紙の“削り記事”!? 置いたのは…
試合前には大谷の椅子に「デイリー・ニューズ」が…「見はしたんですけど」
もっとも、大谷自身は気にしていない様子。ロサンゼルスメディアは、試合前に通訳の水原一平氏がデイリー・ニューズの紙面を大谷の椅子に置いていたというエピソードを伝えている。
「オレンジ・カウンティ・レジスター」は「通訳のイッペイ・ミズハラはクラブハウスにあるオオタニのイスに同紙を置いた」と紹介。「ロサンゼルス・タイムズ」も「ずっと前、ニューヨーク・デイリーニュースは『なんてチキン! 日本のスターがヤンクスを冷遇、大都市を恐れる』とセンセーショナルな大見出しとともに、表紙にオオタニの写真を掲載した」と言及した上で、同紙が大谷の椅子に置かれていたことを報じている。
試合後にこのことを聞かれた大谷は「新聞は通訳が勝手に持ってきたので、見はしたんですけど…」と笑みを浮かべつつ、「ブーイングに関しては結構もうされているので、あんまりこう打席にしっかり集中できるように、そこは切り替えてやりたいと思います」と話した。
昨オフの“恨み”があるとはいえ、大谷が開幕から活躍していなければ、ニューヨークのメディアやファンが今回も同じような反応はしなかったはず。前回対戦でエースのセベリーノから放った一発が強烈なインパクトを残したことも大きかったはずだ。その実力、スター性を認めているからこそ、“大谷削り”が続いている。
「デイリー・ニューズ」は第1戦の結果を受けて、決勝弾を放ったトーレスの写真を大きく掲載した紙面を作り「ア・リーグのトップルーキーの対決は、トーレスがブロンクスで大谷よりも輝きを放ち、ヤンキースがエンゼルスに競り勝った」などと報じた。第2戦以降は、ニューヨークメディアやファンを沈黙させる活躍を見せたいところだ。
(Full-Count編集部)