大谷、メジャー初2戦連続無安打 打率は3割切って.297 チームは大勝
守備シフトに阻まれる不運も9打席連続無安打
エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地ヤンキース戦に「5番・DH」で先発出場し、メジャー移籍後初となる2試合連続無安打に終わった。4打数無安打1四球2三振1打点で打率は.297となり、今季出場2戦目の4月3日(同4日)インディアンス戦以来初めて3割を下回った。チームはトラウトが自身初の5安打を放つ活躍で11-4と大勝した。
この日も敵地ファンから大きなブーイングが飛ばされた。打者としてメジャー初の5試合連続スタメン出場した23歳は、序盤から徹底的な外角攻めを受け、“大谷シフト”を敷かれた。28歳右腕のグレイと対戦した第1打席は空振り三振、3回1死満塁の第2打席には四球を選んで3試合ぶりの打点を記録。2番手の右腕ホルダーと対戦した第3打席は空振り三振に倒れ、6回無死一、三塁の第4打席には3番手右腕ケンリーから強い打球を放ったが、守備シフトの正面を突く遊ゴロで、メジャー初併殺打を記録した。
2戦ぶりの快音が期待された8回1死走者なしの第5打席には、5番手の右腕コールと対戦。2ボール1ストライクから4球目速球を捉えたが、守備シフトで二塁ベース右に守っていた遊撃グレゴリアスの正面に飛び、遊ゴロとなった。
27日(同28日)には田中将大投手と対戦予定だが、ここまで続く9打席連続無安打にストップをかけたい。
(Full-Count編集部)