際立つ中日勢、阪神はメッセ奮闘もロサリオが… 12球団助っ人査定セ編

中日はガルシア、アルモンテが想定以上の大活躍

 中日から移籍した新助っ人のゲレーロは打率.281、7本塁打とまずまず。マギーは打率.277と、昨季より若干数字を落としている。守護神のカミネロはここまで6セーブをマーク、黒星はないものの、いささか不安定な内容となっている。マシソンは防御率0.00としているが、まだ9試合しか登板していない。全体の働きとすれば、ボチボチといったところか。

◯5位:中日(22勝24敗1分)5点
ディロン・ジー投手(1点)
4試合0勝3敗0S0H 2QS 防御率4.00
オネルキ・ガルシア投手(5点)
9試合6勝1敗0S0H 6QS 防御率1.69
ライデル・マルティネス投手(4点)
2試合1勝1敗0S0H 0QS 防御率5.40
ソイロ・アルモンテ外野手(5点)
47試合179打数65安打8本塁打34打点 打率.363
ダヤン・ビシエド内野手(4点)
40試合155打数48安打6本塁打29打点 打率.310
スティーブン・モヤ外野手(4点)
21試合57打数19安打1本塁打9打点 打率.333

 セ・リーグで、いや12球団で助っ人が想定以上の働きをしているのが、この中日だろう。誤算はローテの柱として計算していたジーが1勝も出来ないまま、血行障害で離脱したこと。だが、対照的に期待値の低かったガルシアが6勝、防御率1.69とエース級の働き。アルモンテが打率.363、8本塁打43打点と高い数字を維持し、ビシエドも打率.310と状態を上げてきた。モヤも、ビシエド不在時にチームを救う活躍を見せ、助っ人が軒並み活躍している。

◯6位:ヤクルト(17勝26敗1分)3点
デビット・ブキャナン投手(4点)
9試合4勝3敗0S0H 7QS 防御率3.12
マット・カラシティー投手(2点)
12試合1勝0敗3S1H 防御率3.00
デーブ・ハフ投手(3点)
8試合1勝3敗0S0H 4QS 防御率4.17
ウラディミール・バレンティン外野手(4点)
43試合151打数38安打12本塁打37打点 打率.252

1軍出場なし
ジョーダン・アルメンゴ投手
 
 先発の柱として期待されたブキャナンが9試合中7試合でQSを達成し、4勝をマーク。バレンティンも打率こそ.252に止まっているが、12本塁打35打点と打線の核として機能している。ハフは4試合でQSを達成しているものの、1勝止まり。守護神として期待されたカラシティーは降格もあり、まだ3セーブにとどまっている。

(Full-Count編集部)

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