三塁の新名手、ファウルゾーンから“鬼肩”披露 驚愕送球に「アレナド2.0」
アスレチックスのチャップマンが美技「すぐさま彼にゴールドグラブを」
三塁の新たな名手、アスレチックスのマット・チャップマン内野手が29日(日本時間30日)の本拠地レイズ戦で持ち前の強肩ぶりを見せつけた。MLB公式サイトがツイッターで動画を公開すると、ファンから「アレナド2.0」などと、メジャーNO1三塁手の呼び声高いノーラン・アレナド内野手(ロッキーズ)と重ね合わせる声も上がった。
1-3とアスレチックスの2点ビハインドで迎えた7回だった。先頭ゴメスの打球はゴロで三塁線へと飛ぶ。チャップマンは三塁ベース後方で逆シングルで捕球すると、体はファウルゾーンへと流れたが、そこから体を反転しながらジャンピングスロー。苦しい体勢だったが、送球はダイレクトで一塁手のグラブに収まった。
昨季メジャーデビューしたばかりのチャップマンだが、その強肩ぶりはすでに有名。まさに持ち味を存分に発揮する美技だった。MLB公式ツイッターは「チャップマンがサンフランシスコからこの送球」との文言を添えて、この動画を公開。オークランドの西に位置するサンフランシスコの名前を挙げて、その強肩ぶりを伝えると、ファンからも称賛の声が次々と上がった。
「すぐさま彼にゴールドグラブを」
「アレナド2.0」
「アメージング!」
「ワオ」
「ホットコーナーの魔術師」
「マット・チャップマンより優れた野手はいない」
「美しいプレーだ!」
「ナイスプレー、チャッピー」
「本物だ」
「オークランドだが…送球はサンフランシスコから」
同じ三塁で強肩の持ち主といえば、ナ・リーグのゴールドグラブ賞をデビューから5年連続で獲得しているアレナドの名前がすぐに挙がるだろう。だが、25歳のチャップマンに対して、メジャーNO1の名手を上回るという声が早くも出始めている。