DL入りダルビッシュ「MRI検査で構造的な損傷は見られず」 MLB公式が伝える

カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

右上腕三頭筋の炎症でDL入りも不幸中の幸い、マドン監督も安堵「彼にとっていい知らせ」

 右上腕三頭筋の炎症で10日間の故障者リスト(DL)に入ったカブスのダルビッシュ有投手について、MRIの結果で構造的な損傷は見られなかったと、MLB公式サイトが伝えている。

 ダルビッシュは27日(日本時間28日)に故障者リスト入りしたことが発表された。23日(同24日)までさかのぼるため、最短復帰は6月2日(同3日)となる。深刻な負傷ではないか心配されたが、精密検査の結果は不幸中の幸いと呼べるものだった。

 MLB公式サイトは「ダルビッシュの怪我に関して、MRIの結果では構造的な損傷は見られず」とのタイトルでレポート。さらに「ダルビッシュの右腕に構造上の損傷は何もないと、MRIの検査で判明した。そしてこのカブスの右腕は早くて今週末にでも投球プログラムを開始できる」と伝えている。

 ダルビッシュは右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、2015年シーズンを全休。それだけに、「カブスは彼に対して慎重な対応を取ることを望んでいた」というが、名将ジョー・マドン監督は安堵の様子だ。記事の中で「深刻ではなさそうだ。そして彼はプログラムを始めていくことになる。彼にとってまさに良い知らせになった」とコメントしている。

 記事によると、今後のスケジュールは未定。当面は左腕モンゴメリーが代役として先発ローテーションに入るという。オフにカブスと6年1億2600万ドル(約137億円)の契約を結んだダルビッシュは、今季は開幕から状態が上がらず。5月20日(同21日)敵地レッズ戦で移籍後初白星&日米通算150勝を飾ったが、ここまで8試合に先発し、1勝3敗、防御率4.95となっている。

(Full-Count編集部)

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