大谷翔平、球宴選出の可能性は? 米メディア予想、打者は「対抗」も投手は…
「彼をチームに入れないなんてことが可能なのか?」と猛プッシュも…
大谷は今季8試合で先発。不安定なブルペンのあおりを受け、4勝1敗と勝ち星は伸びていないが、防御率3.18、45回1/3で57奪三振、WHIP(1イニングあたりの四球+安打)1.08という優秀な成績を残している。メジャー先発投手最速の直球と宝刀スプリットもアメリカで大きな話題を呼んでいる。
「最終的に、私の最後の選択はオオタニだ。彼をチームに入れないなんてことが可能なのか?」
寸評では二刀流のスーパースターがオールスターで勇姿を見せないなどということは考えられないと執筆者が指摘。ただ、そんな「投手・大谷」の選出を阻む可能性があるのは、意外にも東の不人気球団だという。各球団から最低1人が選出されるルールになっている中、レイズからはウィルソン・ラモス捕手おリザーブでの選出が予想されている。しかし、ラモスが落選すれば、大谷とも対戦したレイズの25歳左腕ブレイク・スネル投手が選出される可能性が出てくるという。
「上記のシナリオを想像してほしい。もしも、我々がスネルをフィットさせなければいけないとするならば、オオタニをはじき出すことになるかもしれない」
特集では、各球団から最低1人は選出するという制度が二刀流の選出を阻む可能性を指摘。その一方で、「もちろん、(直前の)日曜日に先発する投手は少なくとも何人かいる。そうなれば彼らは交代となる。何人かの選手がフラれるかもしれないが、どうにかしてオオタニのために空きをつくらなければならない」と分析している。
一方、エンゼルスからはマイク・トラウト外野手のファン投票での選出が予想されている。MVP2度受賞の天才については寸評で「余裕」と一言だけ添えられているが、果たして「打者・大谷」と「投手・大谷」はオールスターで初お目見えとなるのか。いずれにしても、二刀流の男なしに今年のオールスターは始まらないと地元メディアも認めているようだ。
(Full-Count編集部)