大谷翔平、左腕に苦戦で4打数無安打 最終打席悔やむ「違うやり方もあった」

レンジャーズ相手に4打数無安打だったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
レンジャーズ相手に4打数無安打だったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

4打数無安打で打率.282に

 エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地レンジャーズ戦に「6番・DH」でスタメン出場したが、150勝左腕コール・ハメルズの前に3打席連続で凡退するなど4打数無安打に終わった。チームも9回に同点に追いつかれると延長10回に勝ち越されて2-3と敗戦。試合後、大谷は「いいアプローチの打席もあったけど、なかなかいい方向に結果が出ていない」と振り返った。

 前日の同試合で5番で起用され二塁打を放っていた大谷。しかしこの日は左腕ハメルズを考慮した起用で打順を6番に下げての出場となった。その第1打席は空振り三振。第2打席は痛烈な打球を二遊間へ弾き返したが、相手の守備シフトや守備妨害などで遊ゴロ併殺、7回の第3打席は一ゴロと3打席凡退に終わった。

 同点に追いつかれた直後の9回は無死一塁で4打目を迎えたが、左腕ディークマンの前に遊飛に終わり、チャンスを生かせなかった。

 試合後、大谷は「いいアプローチの打席もあったけど、なかなかいい方向に結果が出てないかなと思うので、やっぱり最後の打席がつなぎたかったというか、チャンスを広げて勝てるチャンスが広がっていくところだと思うので、アプローチの仕方を考えないといけないと思う」と反省。ハメルズについては「ゾーン外のボールがすごい多かったですけど、やっぱりしっかり動いていたし、ヒットゾーンに運ぶことができなかった」と振り返り、今回の経験を次回以降につなげる姿勢を見せた。

 特に最後の第4打席について「(打順は)どこにいても結果、やることは変わらないけど、あの場面はポップフライは意味がない。違うやり方もあったと思う」と悔やんだ大谷。この日は2試合ぶりの無安打で、打率.282となった。今後の奮起を期待したいところだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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