阪神、藤浪の初勝利はまたもお預け 味方のエラーも重なり6回途中7失点

西武対阪神の試合経過
西武対阪神の試合経過

6回に大阪桐蔭の後輩・森と対戦し四球を与え降板

■西武 – 阪神(3日・メットライフ)

 阪神の藤浪晋太郎投手が3日、敵地の西武戦で今季5度目の先発を果たし5回1/3、6安打7失点(自責4)で降板となり今季初勝利はお預けとなった。

 注目の立ち上がり。初回の先頭・秋山に中前打を浴びると続く源田の遊ゴロを植田が弾き、いきなり無死一、三塁のピンチを背負う。浅村を155キロの外角直球で見逃し三振に仕留めたが、続く山川の打席で重盗を許し先制点を献上。2死二塁となりメヒアには左中間へタイムリー二塁打を浴び初回に2点を失った。

 2回は最速156キロの直球とカットボールを武器に3者凡退に抑えると3、4回と3イニング連続で3者凡退と立ち直りの気配を見せる。

 それでも5回。1死から金子侑に右前打を浴びると自身の牽制悪送球で1死二塁と得点圏に走者を許す。ここで秋山の右前打を糸井が取り損ね二走の金子侑が一気に生還。さらに2死三塁から浅村に右前タイムリーを浴び4点目を失った。

 打線は6回にようやく榎田を捕まえる。福留、糸井が四球を選び無死一、二塁のチャンスを作ると中谷が左翼越えにタイムリー二塁打を放ち、続く陽川が右前へ2点タイムリーを放ち1点差に詰め寄った。

 その裏。藤浪は1死から外崎に左翼線二塁打を浴び、続く斎藤彰に四球を与え1死一、二塁。ここで大阪桐蔭の後輩の代打・森と対決。暴投で二、三塁とすると四球を与え1死満塁となりここで降板となった。

 2番手には岩崎がマウンドに上がり金子侑に中前2点タイムリーを浴びる。さらに2死満塁の場面で3番手で登板したモレノが押し出し四球、山川に走者一掃のタイムリー二塁打を浴びこの回一挙6点を失った。

 藤浪は2軍では4試合に登板し3勝0敗、防御率0.35の成績を残し満を持してこの日、1軍に昇格して4月20日の巨人戦以来、約1か月半ぶりの1軍登板だった。

(Full-Count編集部)

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