メジャーを圧倒するブ軍左腕 今季34回1/3で69Kに米歓喜「一番のリリーフ」
20試合、34回1/3を投げ69奪三振をマーク
ブルワーズのジョシュ・ヘイダー投手が2日(日本時間3日)の敵地ホワイトソックス戦で打者5人から3三振を奪う完璧な火消しを見せた。1点リードの6回2死三塁の場面で2番手として登板し1回1/3を投げ無安打3奪三振の好救援。MLB公式ツイッターもこの動画を公開、ファンからは「メジャーで一番のリリーフ」と称賛の声が上がっている。
奪三振マシンが完璧な火消しを見せた。1点リードの6回2死三塁でマウンドに上がったヘイダー。ホワイトソックスの代打・ロンドンを2球で簡単に追い込むと95マイル(約153キロ)の直球で見逃し三振に仕留め無失点。さらに7回もマウンドに上がると、アンダーソンを二飛、ナルバエスに四球を与えたが、エンゼルを95.2マイル(約153キロ)、ティルソンを94.1マイル(約151キロ)の直球で連続三振を奪った。
奪った三振はすべて直球と打者が分かっていても打てない剛速球を投げ込むヘイダー。これで今季は20試合に登板し2勝0敗、防御率1.05、34回1/3で69奪三振と驚異の数字を残している。MLB公式ツイッターは「Hi. Hader」と文言を添え、もはや驚きすら感じなくなったヘイダーの奪三振ショー動画を公開。コメント欄にはファンからの歓喜の声で埋め尽くされた。
「メジャーで一番のリリーフ」
「彼の投球はエゲツない」
「登板して圧倒している」
「なんていう怪物だ」
「サイ・ヤング賞!」
「彼は最高の投手」
「クリス・セールのようだ」
「直球=三振」
「レーザー」
左腕から繰り出される攻略不能の直球にメジャー最高のリリーフと評価するファンも。中継ぎとして圧巻の成績を残すヘイダーはまだ24歳だが、メジャー最強リリーバーの称号を手にしようとしている。