大谷、一塁強襲安打で2戦ぶり安打も変則左腕に3球三振 チームは3-1で勝利
2回に先制機呼ぶヒット、後続タイムリーで生還
エンゼルス大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地レンジャーズ戦に「5番・DH」でスタメン出場し、一塁強襲ヒット&先制ホームで勝利に貢献した。3打数1安打1得点1三振で、打率は.283となった。チームは3-1で勝利した。
0-0の2回1死走者なしで迎えた第1打席。大谷はレンジャーズの先発右腕フィスターが1ストライクから投じた2球目86マイル(約138キロ)内角カットを強振し、一塁線へ強い打球を飛ばした。一塁を守るグズマンがなんとか止めたが送球できず。この間に大谷は一塁ベースを駆け抜けて内野安打とし、2試合ぶりにヒットを記録。さらに後続のタイムリーで先制のホームを踏んだ。
第2打席はセンターフライに打ち取られ、迎えた7回先頭の第3打席。レンジャーズはこの回から2番手として変則左腕のクラウディオを投入。1ストライクから2球目を一塁線への痛烈なファウルとしたが、2ストライクから3球目外角低めいっぱいに決まる67.7マイル(約109キロ)チェンジアップに釘付けとなり、見逃し三振に倒れた。苦手左腕には前日も4打席連続凡退に仕留められており、対左腕の打率は.143となった。
前日は9回に追いつかれて延長10回に逆転負けを喫したチームは、8回に1点を返されたものの、何とか逃げ切って勝利を飾った。