“マレーロ問題”解決! 米でDバックス野手に直撃取材「兄弟? 従兄?」
「クリスとクリスチャンが兄弟で、僕は従弟」
オフにオリックスからダイヤモンドバックスに移籍した平野佳寿投手だが、クラブハウスの中を見回した時、変わらないことが1つある。チームメイトに「マレーロ」がいることだ。
オリックスのマレーロ(クリス・マレーロ)と言えば、昨季途中から加入したパワー打者。ホームを踏み忘れて来日初本塁打が幻と化す“ウッカリ”な一面もあるが、来日1年目の昨季は打率.290、20本塁打50打点と上々の成績を収め、9月29日ロッテ戦ではNPB通算10万号のメモリアルアーチを架けた。今季は打率こそ上がらないが、開幕から2か月で9本塁打20打点を記録している。
一方、ダイヤモンドバックスにいるのは内野手デビン・マレーロ。三塁のほか二遊間も守る名手で、オフにレッドソックスから移籍してきた2012年ドラフト1巡目(全体24位)指名の27歳だ。
揃ってフロリダ州マイアミ出身のこの2人。クリスが29歳でデビンが27歳という年回りもあり、球団公式サイトやメディアガイドでは「兄弟」「従兄弟」と情報が錯綜していたが、本人に確認するのが一番。ということで、ダイヤモンドバックスでプレーするデビンに直撃取材した。
――ズバリ、オリックスのマレーロ選手とは兄弟ですか? 従兄弟ですか?
「従兄弟なんだ。日本にいるクリス(トファー)と去年フィリーズの3Aにいたクリスチャンが兄弟で、僕は従弟。クリスチャンと僕の顔が似ているから、よく3兄弟だと思われるんだけどね。実際、一緒に育ってきたから兄弟みたいに仲がいいんだ。クリスの活躍ぶりはいつもチェックしているよ」
――6月3日の巨人戦でも特大ホームランを打ったばかりですよ。
「知ってる知ってる! クリスはホームランを打つたびに、その映像をクリスチャンと僕に送ってくるんだ。昨日(3日)の一発も早速送られてきたよ(笑)」