リーグ2位のDeNAが最下位!? 先発投手のQSから見える球団の戦い方
個人のQS、HQSランキングは…
QS数10傑
パ・リーグ
1石川歩(ロ) 9QS(5HQS)
2マルティネス(日) 8QS(5HQS)
2岸孝之(楽) 8QS(4HQS)
4上沢直之(日) 7QS(7HQS)
4多和田真三郎(西) 7QS(4HQS)
4西勇輝(オ) 7QS(4HQS)
4アルバース(オ) 7QS(2HQS)
4山岡泰輔(オ) 7QS(1HQS)
4ボルシンガー(ロ) 7QS(1HQS)
10則本昂大(楽) 6QS(5HQS)
10十亀剣(西) 6QS(4HQS)
10高梨裕稔(日) 6QS(4HQS)
10石川柊太(ソ) 6QS(3HQS)
10榎田大樹(西) 6QS(2HQS)
10辛島航(楽) 6QS(1HQS)
昨年は不振だったロッテの石川歩が10登板で9QSと抜群の安定感。続いて日本ハムのマルティネスと楽天の岸。日本ハムの上沢は10登板で7QSだが、すべてがHQSとなっている。
セ・リーグ
1メッセンジャー(神) 9QS(6HQS)
2菅野智之(巨) 8QS(7HQS)
2ブキャナン(ヤ) 8QS(5HQS)
2大瀬良大地(広) 8QS(3HQS)
5秋山拓巳(神) 7QS(5HQS)
5東克樹(De) 7QS(3HQS)
7岡田明丈(広) 6QS(2HQS)
8山口俊(巨) 6QS(5HQS)
8ガルシア(中) 6QS(4HQS)
8ジョンソン(広) 6QS(3HQS)
8小笠原慎之介(中) 6QS(2HQS)
阪神メッセンジャーと巨人菅野、毎年のように先発投手の主要指標でトップ争いをする両エースが上位に来る。菅野の7HQSはリーグ1位。阪神は秋山も7QSだ。広島は大瀬良の8QSに続き、ジョンソン、岡田が6QS。DeNAは新鋭の東が7QSだが、それに続くのはウィーランド、石田建大の3QSだ。
QSが多い先発投手は、信頼感が高い。また救援投手への負担を下げるという意味でも貢献度が高い。過酷な夏に向けて、先発投手のQS数はどのように変化するか、注目していきたい。
(広尾晃 / Koh Hiroo)