大谷翔平、4回に1点先制を許す 2死満塁のピンチを凌いで最少失点

ロイヤルズ戦に先発しているエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ロイヤルズ戦に先発しているエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

ゴードンに先制適時打、2四球など制球が乱れる

 エンゼルス大谷翔平投手が6日(日本時間7日)、本拠地でのロイヤルズ戦で今季9度目の先発マウンドに上がり、4回に1点の先制を許した。

 立ち上がりこそ、ボールを地面に叩きつける場面も見られたが、速球は最速99マイル(約159キロ)を何度も計測。初回先頭メリフィールドに一塁手のミットを弾く内野安打、2回先頭ソレアに左翼線へ二塁打を許したが、走者を三塁へ進めることなく無失点とした。

 序盤から99マイル(約159キロ)を連発したこの日。初回は走者を2人背負いながらも無失点とすると、二回も先頭ソレアに左翼線二塁打を許しながら三塁へ進めなかった。

 0-0で迎えた4回。先頭ムスタカスに初球94マイル(約151キロ)速球を右前打とされたが、続くペレスを2球目95マイル(約153キロ)速球で遊直、ソレアを3球目80マイル(約129キロ)スライダーで遊飛で2死一塁とする。だが、ゴードンへの2球目が捕逸となって2死二塁。すると、そのゴードンにカウント3-1から5球目95マイル(約153キロ)内角高めの速球を右前に運ばれて1点先制を許した。

 なおも2死一塁で続くドージャーに四球を与えると、ここでナギー投手コーチがマウンドへ。続くゴーインズもストレートの四球で2死満塁の大ピンチを招いたが、最後はアルモンテを1ボール2ストライクから4球目88マイル(約142キロ)スプリットで空振り三振とし、最少失点で免れた。

 3回には先頭アルモンテを空振り三振とし、メジャーデビュー9戦目で通算60奪三振を達成。日本人投手としては、野茂英雄(75K)、田中将大(73K)、ダルビッシュ有(63K)に続く4人目の出来事となった。

【動画】大谷翔平、2死満塁のピンチを“宝刀”スプリットでの奪三振で凌ぐ!

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