ヤクルト、7連勝で交流戦単独首位! 延長10回雄平サヨナラ押し出し
ソフトバンクは森、モイネロのリリーフ陣が崩れ痛恨の連敗
■ヤクルト 4-3 ソフトバンク(7日・神宮)
ヤクルトが劇的なサヨナラ勝ちで7連勝とし、交流戦単独首位に立った。7日、本拠地・神宮球場で行われたソフトバンク戦。1点ビハインドの9回に、主砲バレンティンが起死回生の同点弾を放つと、延長10回2死満塁で雄平が押し出し四球を選んで劇的な勝利を収めた。
バレンティンの一振りが一気に流れを呼び込んだ。1点ビハインドで迎えた9回、先頭で打席に入ったバレンティンが、ソフトバンクの代役守護神・森から値千金の一発を放った。2ボール2ストライクから3球ファールで粘った末の7球目、高めのボール球のカットボールを強引に捉えた。
快音を残した打球は、本拠地のファンに押されるようにして、中堅・柳田の頭上を越えてバックスクリーン左のスタンドへ。敗色ムードを振り払う劇的な15号同点ソロに。この一発で延長に持ち込むと、10回に先頭の代打・上田が四球で出塁、2死から川端が左前安打、バレンティンが四球を選んで満塁とすると、この日2本塁打を放っていた雄平が押し出しの四球を選び、激戦に終止符を打った。
ソフトバンクは1点ビハインドの8回に柳田の14号、松田の13号と2者連続ソロ本塁打で逆転したものの、9回に登板した森がバレンティンに痛恨の同点弾を被弾。延長10回にはモイネロが2死満塁のピンチを招くと、雄平に痛恨の押し出し四球を与えてサヨナラ負けを喫した。
(Full-Count編集部)