GG賞5度の三塁手アレナドが超美技&驚愕膝つき送球 米実況「冗談ですよね?」
アレナドがまたも超美技を披露
ロッキーズの名手ノーラン・アレナド内野手がまたも美技を見せた。7日(日本時間8日)の敵地レッズ戦で横っ飛びの好捕から圧巻の強肩を披露。現地でも驚嘆の声が沸き起こった。
1点差に詰め寄られた直後の5回2死二塁。レッズ2番ボランディーノが三塁線へ強烈な打球を放ったが、これに驚異の反応を見せたのがアレナドだ。5年連続ゴールドグラブ賞受賞中の27歳はワンバウンドの打球をダイビングしながら好捕。さらに右膝をついた状態で反転しながら一塁へ送球し、見事アウトに仕留めた。同点タイムリーかと思われた打球に球場は大歓声が沸き起こったが、この美技によって落胆のため息へと変わった。
現地で試合を中継した「Foxスポーツオハイオ」の実況も「アレナドがダイビングプレーを見せました! これは冗談ですよね? アレナドが目を見張るプレーをしました。危うく同点となる場面でした。ノーラン・アレナド! これ以上ない最高のプレーです」と絶叫。解説者も「救世主ですね」と驚嘆の声を漏らした。
このプレーはMLB公式ツイッターでも「アレナドのことで驚いたりはしない」との言葉とともに動画を紹介。ファンからは「これはアレナドにとっては当たり前のプレーさ」、「ノーランはリーグでずば抜けた三塁手だ」、「膝をついているのに何て送球だ。ドンピシャだ」と称賛の声が上がっている。しかし直後の6回に2点を加えたロッキーズだが、終盤の失点で同点に追いつかれて延長戦へ。13回にウィンカーのサヨナラ2ランで競り負ける形となった。