田中将大、5回1失点好投も両太もも裏の張りで緊急降板 10日再検査へ
田中、5回1失点好投も本塁への走塁でバランス崩す
ヤンキースの田中将大投手が8日(日本時間9日)の敵地メッツ戦で5回1安打1失点の好投を見せたが、75球で緊急降板した。MLB公式サイトは両ハムストリングの張りと速報し、9日(同10日)に再検査となる見通しを伝えている。
メッツとのサブウェーシリーズに登板した田中は初回、二モーに先頭打者弾を被弾したものの、その後は13者連続斬りするなど圧巻の投球を披露。毎回三振を奪うなど、相手先発デグロムとの投手戦を演じた。しかし5回を投げ終えると、6回の打席に立ったものの、6回裏のマウンドには上がらず降板となった。
6回の打席では1死から相手のエラーで出塁。その後、1死満塁の場面でジャッジの犠飛で同点ホームを踏んだ。しかし本塁突入の際にバランスを崩す場面があり、ここでアクシデントが発生したようだ。米紙ニューヨーク・タイムズのタイラー・ケプナー記者は自身のツイッターで「ヤンキースによると、マサヒロ・タナカが両ハムストリングに張り」と速報。MLB公式サイトのブライアン・ホッチ記者も「マサヒロ・タナカが両ハムストリングに張り。明日再検査の予定」と伝えた。またMLB公式サイトでもヤンキースが両太もも裏の張りと発表したことをレポートした。
田中は5回75球を投げ1安打8奪三振1失点の好投したが、今季8勝目、メジャー通算60勝目はならず。防御率は4.58となっている。
(Full-Count編集部)