西武伝説の名将が帰ってきた! 森祇晶氏がメットライフドーム来場!
かつての選手会長辻監督をキャッチャーにセレモニアルピッチ
伝説の名将が、メットライフドームに戻ってくる。西武は12日、7月20日の楽天戦に、1980年代後半~90年代前半の黄金時代に指揮を執った森祇晶氏が来場すると発表した。森氏は試合前セレモニーにライオンズのユニホーム姿で登場するが、袖を通すのは1994年の勇退以来24年ぶり。
西武を常勝軍団に育て上げた広岡達朗氏から監督を受け継ぎ、9年間の在任でリーグ優勝8回(1990年~94年は5連覇)、日本一6回(86年~88年、90~92年は3連覇)という輝かしい実績を誇る森氏。まさに球団のレジェンドと言える存在だ。その森氏が、24年ぶりにユニホーム姿で来場。パ・リーグ首位を走る西武にとってはこの上ない“応援団”になる。
セレモニーでは、辻監督がキャッチャー役をつとめてセレモニアルピッチを行う。森監督時代にチームを支え、選手会長もつとめている辻監督。まさに、あの時代よもう一度という“王者の魂伝承の儀式”となる。
試合前だけでなく、試合終了後にはトークショーも開催され、まさに「レジェンドOBデー」となる。森氏は「40周年という記念のシーズンに西武球場(メットライフドーム)のグラウンドに立てることを非常にうれしく思うよ。昔ライオンズファンだった方にもぜひ来てほしいな」とコメント。辻監督も「当時の選手たちをまとめ、あれだけの成績を残すことが、どれほど大変ですごいことか、今監督をしていて実感しています。当日は、黄金時代を思い出されるような試合をお見せしたいですね」と気合十分。
今年は埼玉移転40周年を記念して秋山幸二氏、石毛宏典氏らがすでにメットライフドームに来場。この夏、黄金時代の主軸として君臨したオレステス・デストラーデ氏を試合に招待するプランも進行しており、2008年以来のリーグ優勝へ向け、レジェンドの後押しで再加速を狙う。
(Full-Count編集部)