前田健太、14日レンジャーズ戦で先発決定 指揮官明言「毎回状態を見る」
球数は未定「球速を含め、効果的なピッチングができているか見極める」
ドジャース前田健太投手が13日(日本時間14日)、本拠地レンジャーズ戦で先発復帰することが正式決定した。12日(同13日)の試合前にデーブ・ロバーツ監督が明言。前田が5月29日(同30日)フィリーズ戦で右股関節の張りを訴えて故障者リスト(DL)入りしていたが、15日ぶりのマウンドで今季5勝目を目指す。
13日(同14日)の先発を尋ねられた指揮官は「ケンタ・マエダ。ケンタ・マエダがドジャースの先発を務める」と明言。球数は決めていないが、「イニング毎に状態を見ていきたい。打者を効果的にアウトに仕留めているか。球速も含め、評価していきたい」と話し、復帰マウンドは慎重に対応するとした。
この日、ドジャースは先発ウォーカー・ビューラーが右脇の微小骨折でDL入り。エース左腕クレイトン・カーショー、ベテラン左腕リッチ・ヒルも戦列を離れており、前田の復帰が待ち望まれていた。復帰登板で再び怪我の再発とならないためにも、ロバーツ監督は「ケンタは今どういう状態にあるかを試合で投げて確かめたい部分もある。2、3回を問題なく投げてくれれば十分。次回登板に支障が出ないように。彼が100%でないと感じるなら、それでもいい。また新たなプランを考えていきたい」と話した。
先発が大量離脱しているが、チームは6月に入ってから7勝2敗と好調だ。前田の復帰で、ここからさらに調子を上げていきたい。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)