“愚行”で今季絶望…グラブ投げつけ右肩「亜脱臼」、Rソックス右腕が手術へ
被弾後に苛立ちグラブ投げつけ負傷「関節唇にも問題を抱えている」
レッドソックスのカーソン・スミス投手が肩の手術を受けるため、今季中の復帰は難しくなったと米メディアが報じた。スミスは5月14日(日本時間15日)の本拠地アスレチックス戦でホームランを浴び、降板後に苛立ちのあまりグラブを投げつけて肩を負傷。“愚行“でシーズンを棒に振る形となった。
ESPNは「レッドソックスのカーソン・スミスが肩の手術へ。2018年シーズンの幕が閉じることになる可能性が高い」との見出しで伝えた。スミスは13日(同14日)に手術することになり、アレックス・コーラ監督が今季絶望との見解を示したことにも触れている。
記事によると、スミスがグラブを投げつけた際の怪我は「亜脱臼」。2015年オフにマリナーズから移籍したスミスは、2016年にトミージョン手術を受け、昨年9月にメジャー復帰したばかり。今季は18試合登板で1勝1敗、防御率3.77の成績だった。
負傷の状態は深刻で、ESPNは「彼は関節唇にも問題を抱えていると、トレーナーのブラッド・ピアソンは語った」と言及。ピアソン氏は、取材に対して「彼はかなり強く投げていた。それ(グラブを投げること)が、投球とは別に肩を痛める原因になると考えても不思議ではない。こういう事態になってしまって、残念だ。変なプレーによって怪我が多く発生してしまう場合もある。私の判断では今回の彼の動作はそれに当てはまる。不運なことだ」と話している。負傷の主な原因は、やはりグラブを投げつけたことだと考えているようだ。
“愚行“の代償はあまりにも大きなものとなってしまった。
(Full-Count編集部)