オリ中島、復帰戦で2安打2打点 「いける球はいったろ」「こらまた打たな」
第1打席で中前適時打、第2打席で左越えタイムリー二塁打
■オリックス 8-2 広島(14日・京セラドーム)
オリックスの中島宏之内野手が14日、京セラドームで行われた広島戦で1軍に昇格し「6番・一塁」で即スタメン出場し4回の第2打席で中前タイムリーを放った。
5月13日楽天戦以来となる1軍の舞台で“ナカジ”が復帰即スタメンで結果を残した。4回。1点を先制しなおも1死一、二塁。広島フランスアの初球136キロスライダーを捉えた中前タイムリーに「チャンスだったので“いける球はいったろう”という気持ちでした。何とかタイムリーになってくれてよかったです」と笑顔を見せた。
さらに3点リードの6回の第3打席では1死二塁から一岡のカーブを強振。打球は左翼手・野間の頭上を越える2打席連続のタイムリー二塁打。「またチャンスで回ってきたので、“こらまた打たなアカン!”と思って打席に入りました。追加点が欲しい場面だったので打ててよかったです」。試合を決定付ける一打を放ち代走・福田と交代しこの回でお役御免となった。
打撃不振で5月18日に1軍登録を抹消され約1か月ぶりに京セラドームに帰ってきた背番号「1」。福良監督は「状態もいいと聞いていた。見事でしたね」と称賛した。
「最初でヒット出たんでね。いいんじゃないでしょうか」と中島。チームも単独3位に浮上し、打線にも頼もしいベテランが帰ってきたオリックスがパ・リーグを盛り上げる。