ヤクルト青木、史上最高齢での初回先頭打者ランニング本塁打 9例目のレア記録
サビついていない青木の俊足 NPB165盗塁、MLB98盗塁
青木の6月14日の記録は、秋山が打球を後逸した間に青木が俊足を飛ばして帰還したもの。青木は「しまった」と言う表情で走り出し、苦笑いをしながらホームベースを踏んだ。
このケースのように、ランニングホームランは外野手が打球を見失ったり、転倒するなど、何らかの失策がつかないミスが伴うケースが多い。守備の名手が揃っているプロ野球ではランニングホームランはレアだ。ましてや初回先頭打者では珍しい。
青木宣親の36歳での記録は、木村勉の35歳を抜く最高齢記録。NPBで165盗塁、MLBで98盗塁した俊足はまだサビついてはいない。今後の活躍にも大いに期待したい。