楽天・梨田監督辞任 昨年後半の失速を改善できなかった編成・補強にも問題?

茂木&外国人トリオが大きく落ち込み OPS数値大きく落とす

 その要因を投打で見ていくと、打線では「茂木+外国人3人組」の落ち込みが大きい。2016年に入団し、遊撃手の正位置を獲得した茂木栄五郎は2017年には本塁打が7本から17本と急増し、主力打者へと成長した。これに、史上初の「3人全員規定打席到達」を果たした外国人選手が打線を引っ張った。しかし今季はこの4人の成績が大きく落ち込んでいる。

 打撃の総合指標であるOPSで見ると、
茂木栄五郎 2017年.867 →.636 
ウィーラー 2017年.835 →.678
ペゲーロ 2017年.846 →.744
アマダー 2017年.729 →.733

 アマダーを除く3人がOPSを大きく落とした。そのアマダーも故障で36試合しか出場していない。

福山、ハーマン、松井の「勝利の方程式」も崩壊

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY