“本職”で輝くゴードン、2戦連続美技! 米専門家感嘆「これがGG賞の守備」
ゴードンが美技&決勝ホーム、マリナーズ貯金「21」
マリナーズのディー・ゴードン内野手が16日(日本時間17日)の本拠地レッドソックス戦で2試合連続の美技を見せた。この日は決勝ホームを踏むなど活躍。1-0で勝利したチームは2連勝で貯金を「21」とした。
ゴードンが守備で魅せたのは2回だった。先頭の4番デバースのセンター方向へ打球に、二塁を守る30歳が素早い反応を見せ、滑り込みながら好捕。即座に一塁に送球してアウトにし、本拠地の大歓声を誘った。
現地で試合を中継した米FOXスポーツの実況は「ディー・ゴードン、なんてプレーでしょう」と興奮気味にレポート。解説を務めたA.J.ピアジンスキー氏も「これがゴールドグラブの守備です。スライディングし、冷静に立ち上がり、アウトにしました」と称賛した。このプレーは球団公式ツイッターでも紹介。ファンから「なんてこった。壮観だ」、「アルトゥーベ以上」などのコメントが寄せられた。
前日の同試合では7回2死一、二塁のピンチでボガーツのセンター方向への強烈な打球をダイビングキャッチ。遊撃セグラに送球してフォースアウトとし、失点を防いでいた。
今季移籍したマリナーズで中堅へコンバートとなったが、二塁カノが薬物規定違反で出場停止となったことで本職に復帰したゴードン。この日は0-0の3回にヒットを放ち、クルーズのタイムリーで生還。これが決勝点となるなど、攻守で貢献した。マリナーズはこの日の勝利で貯金21に。ア・リーグ西地区で首位を走るアストロズに0.5差と食らいついている。