活躍続ける平野佳寿の通訳にも脚光 ブラジル出身のコンドウ氏とは…
4か国語堪能で幅広いコミュニケーション能力を誇るコンドウ氏
記事では、コンドウ氏の強みは、ブラジルの公用語であるポルトガル語、英語、日本語、そして中南米諸国で話されるスペイン語にも堪能なことだと紹介。ヒスパニック系の選手とも言葉が通じ、平野と誰が話すことがあっても訳すことができるという。日本語のネイティブではないことは平野も知っていたが、それ以上にコンドウ氏は幅広いコミュニケーション能力を持っていたようだ。
「球団は『(通訳となる)人物はいる。ただ現時点で、彼の日本語はそれほどではない』と。ただ『彼はとても良い経験を積んでいて、全力で君を助けてくれるだろう』とも言ってくれました」と平野は特集で振り返っている。今では、平野が地元フェニックスで買い物をする時の付き添いなど、生活に必要な部分もコンドウ氏がサポートしているそうで、家族にも信頼され、身内同然の付き合いをしているという。
平野が登板する時、コンドウ氏は20フィート(約6メートル)ほど後からマウンドへ向かうが、これは平野が冗談半分で「どんな状況でも、自分より先にマウンドへ到着するな」とリクエストしたからだそう。同メディアも「ヒラノにとって今となってはコンドウ以外の通訳を考えることは不可能であり、決して2年間の予定されている契約期間だけの話ではないだろう。コンドウがマウンドへ向かう際に、ヒラノを追い越すことがない限りは…」と、ジョークまじりに記事を締めくくっている。
(Full-Count編集部)