日ハム上原、自ら援護のプロ1号は「大マグレ」 5回1失点で今季初勝利の権利
福井のフォークを完璧に捉えて右翼スタンドへ、栗山監督も驚きの表情
■広島 – 日本ハム(18日・マツダスタジアム)
日本ハムの上原健太投手が18日の敵地・広島戦で驚きのプロ1号を放った。
5月26日の西武戦に続き、今季2度目の先発登板。2点リードの初回に丸にソロ弾を浴びたものの、2回以降は無失点に抑える。そして、3-1で迎えた4回、先頭で打席に立つと、1ストライクから相手先発・福井のフォークを完璧に捉え、ライトスタンドに運んだ。
ベンチの栗山監督も思わず驚きの表情を浮かべた一発。本人は「大マグレです。打った瞬間、感触はあったんですが、あそこまで飛ぶとは思いませんでした。ホームランはホームランでうれしかったんですが、投球でちゃんと勢いを作らないといけないと思って切り替えました。ここに備えてずっとバント練習をしてきたんですが、その成果を出せずに終わりました。ファームも含めてプロ2打席目で、まさかホームランを打てるとは思いませんでした。大学時代もスタンドインはないので、公式戦のホームランはいつ以来かも分かりません」とコメントした。
一方、本職の投球では5回3安打1失点5奪三振無四球と好投。今季初勝利の権利を持って65球でマウンドを降り、「初回は打率も良い打者で警戒していたにも関わらず、打たれたのは反省点ですが切り替えました。ストライク先行を心がけ、その部分は何とかできたかなと思います。6回、7回と投げさせてもらえるように、これからはもっとしっかりと信頼を積み重ねていきたいです」とコメントした。
(Full-Count編集部)