平野佳寿、大ピンチもリード死守　20試合連続無失点で球団新人記録更新！

2/3回を1安打1四球無失点、味方の超美技にも救われて防御率1.42に

　ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手は18日（日本時間19日）、敵地でのエンゼルス戦に登板し、2/3回を1安打1四球無失点だった。自身のボークなどでピンチを招いたものの、味方の美技に救われるなど、自身に失点はつかず。20試合連続無失点として、球団新人記録を更新した。

　平野は4点リードの7回1死一塁の場面で、先発グリンキーに代わってマウンドへ。キンズラーにはスプリットを三塁内野安打とされる。1死一、二塁となり、打席には“メジャー最強”のトラウト。カウント1-3からボークで二、三塁としてしまう。結局、トラウトは四球で満塁に。アップトンを打席に迎えた。

　フルカウントからセンターに痛烈な打球を飛ばされるも、中堅ダイソンがフェンス手前でジャンピングキャッチ。タッチアップは許したが、超美技に救われた。そして、続くプホルスはスプリットで右直。グリンキーが出した走者の生還は許したが、平野には失点はつかなかった。

　8回はデラソサがマウンドへ。平野は20試合連続無失点として、2011年のジョー・ピーターソン、2015年のアンドリュー・チャフィン（19試合）を抜いて、球団の新人記録を更新した。また、20試合連続無失点は現在のメジャーでトップの記録となっている。

　平野は19球を投げてストライクは9球。防御率は1.42となった。