平野佳寿、あわや満弾の大ピンチ救った超美技 米驚愕「信じられません」
アップトンの大飛球をジャンピングキャッチした中堅ダイソン
ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手は18日(日本時間19日)、敵地エンゼルス戦で7回途中からマウンドに上がり、2/3回を1安打1四球無失点に抑えた。20試合連続無失点で球団新人記録を更新した右腕を救った超ファインプレーを披露したのは中堅のジャロッド・ダイソンだった。
3点リードの7回1死満塁。エンゼルスのアップトンはフルカウントから強烈な打球を中堅へ飛ばした。だが、ダイソンはフェンス手前でジャンプ一番でダイビングキャッチ。タッチアップで三塁走者の生還を許したが、あわやホームランの打球を超美技で奪いルーキー平野を救って見せた。
このプレーに敵地の実況は「ジャロッド・ダイソンによるなんというプレーでしょう! 彼はジャスティン・アップトンからグランドスラムを奪ったかもしれません。ワオ! 信じられません」と興奮気味に語ると、ジャイアンツで監督を務めた解説のボブ・ブレンリー氏も「彼はフェンス際まで下がるときに自分の位置がはっきりとわかっているのです」と称賛の声を送った。
会心の当たりをまさかの超美技によって奪われてしまったアップトンはヘルメットを外し、思わずしゃがみこんでしまった。バックの好プレーに支えられながら平野は好救援を続けている。