元Gマイコラスも…米メディアが球宴メンバー「完全予想」、錚々たる顔ぶれに
マイコラスを称賛「9イニングあたりで最も低い四球率を記録」
巨人からカージナルスに移籍したマイルズ・マイコラス投手は、メジャー復帰1年目で14試合に登板し、7勝2敗、防御率2.69と快投を続けている。最近2試合は白星がついていないものの、大崩れすることはなく、マイク・マシーニー監督らの信頼は厚い。7月17日(日本時間18日)にワシントンDCで行われるオールスター出場への期待も高まっている。
オールスターまで1か月を切り、米メディア「ブリーチャー・レポート」は「完成版2018年ア・リーグ&ナ・リーグオールスター選手予想」とのタイトルで特集を組んだ。その中でも、マイコラスはしっかりメンバー入りしている。
ナ・リーグの先発投手は、サイ・ヤング賞3回の最強右腕マックス・シャーザー(ナショナルズ)という予想。マイコラスはジェイコブ・デグロム(メッツ)、ジョン・レスター(カブス)らエース級の先発投手とともに選出された。寸評では「初選出の候補に挙がっているのがアーロン・ノラ(フィリーズ)とマイルズ・マイコラスだ。後者は防御率2.69を記録してから日本球界を後にし、現在のナ・リーグで、9イニングあたりで最も低い四球率を記録している」と、制球力を称えている。
なお、ア・リーグのスタメンは二塁手にホセ・アルトゥーベ(アストロズ)、遊撃手にマニー・マチャド(オリオールズ)、外野手にムーキー・ベッツ(レッドソックス)、マイク・トラウト(エンゼルス)、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)など、超豪華な顔ぶれ。ナ・リーグは捕手のバスタ・ポージー(ジャイアンツ)、三塁手のノーラン・アレナド(ロッキーズ)、外野手のブライス・ハーパー(ナショナルズ)らスター選手に加え、二塁手の新星オジー・アルビーズ(ブレーブス)、ベテラン外野手のマット・ケンプ(ドジャース)らがスタメンと予想された。
ア・リーグの先発投手はコーリー・クルーバー(インディアンス)で、ジャスティン・バーランダー、ゲリット・コール(ともにアストロズ)、クリス・セール(レッドソックス)、ルイス・セベリーノ(ヤンキース)ら強力先発陣が入るとの予想。このメンバーが揃えば、錚々たる選手たちの中にマイコラスも加わることになる。