広島・大瀬良10勝一番乗り! 7回3安打無失点好投 阪神は3連敗
大瀬良は4回以降、阪神打線に安打を許さなかった
■広島5 – 3阪神(22日・甲子園)
広島の大瀬良大地投手が、10勝1番乗りを果たした。リーグ戦再開初戦となった22日の阪神戦(甲子園)。今季13試合目の先発マウンドに上がると、阪神打線を7回までわずか3安打に封じ、無失点投球。両リーグを通じて1番乗りで2桁10勝に到達した。
危なげない投球だった。初回を3者凡退で発進した右腕は、2回に伊藤隼に中前安打を許したが、鳥谷を二ゴロ併殺に。3回には2死から投手の秋山、糸原と連打を浴びたが、北條を二ゴロに仕留めて無失点で凌いだ。4回以降は阪神打線を無安打に封じた。
打線は4回に丸が9号ソロを放って先制。6回には菊池、鈴木に適時打が出て2点を加えると、7回にも田中が中前適時打、8回には松山が適時二塁打を放って1点ずつを追加。阪神とのリードを着実に広げていき、再開初戦を白星で飾った。
阪神は先発の秋山が6回4安打3失点で7敗目。低調な打線が大瀬良の前にわずか3安打しか放てず、秋山を援護出来ず。8回に3点を返したが、反撃が遅く、引き分けを挟んで3連敗となった。
(Full-Count編集部)