大谷翔平29日に再検査、打者復帰に指揮官は慎重 「その時まで待って、決断」
チームは長期ロード、大谷は地元に戻り再検査へ
エンゼルスは24日(日本時間25日)、本拠地でのブルージェイズ戦を延長10回の末6-7で敗れた。延長10回にブルージェイズのモラレスに決勝ソロを浴び手痛い1敗となった。地元に残り28日(同29日)に再検査を受ける予定の大谷翔平についてマイク・ソーシア監督は「その時まで待って、決断していく」とコメントした。
右肘内側側副靱帯の損傷から回復を目指す大谷は現在、肘に負担のかからないトレーニングを積みながら再検査の結果を待っている状態だ。ソーシア監督は今後の予定については検査結果次第であることを口にし「そこでより正確な彼の状態が判明することだろう。次のステップがどんなものになるのか、ということもだ。とにかくその時まで待って、決断していく」と慎重な姿勢を見せた。
再検査の結果次第では肘への負担が少ない打者として復帰するプランもあるが「打者として3~4週間出場していないため、打撃練習をして、そこで球の速度にも対応していければと考えている。その橋に来た時に、それを渡る事を考えていく」と話した。
チームは25日(同26日)から敵地ロイヤルズ戦を皮切りに11日間で10試合の長期ロードに出る。大谷は28日(同29日)にロサンゼルスで再検査を受ける予定となっている。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)