元日ハム・バース、前田と“投げ合い” 打者4人を8球で仕留め、防御率0.87に
6回のピンチは1球で火消し、7回も続投して6試合連続無失点
2016年に日本ハムでプレーしたカブスのアンソニー・バース投手が25日(日本時間26日)の敵地ドジャース戦に3番手で登板。6回のピンチでマウンドに上がり、回跨ぎで打者4人をわずか8球で打ち取る快投を見せた。
ドジャースの前田健太投手が7回無失点の快投で5勝目を挙げた一戦。カブスは1点ビハインドの6回に2番手のロサリオが1死からターナーにライト前ヒットを浴びる。続くベリンジャーにも二塁打を許し、ターナーが一気に本塁を狙ったものの、中継プレーで本塁アウト。しかし、なおも2死三塁とピンチが続いた。
ここでバースがマウンドへ。今季好調のケンプを打席に迎えたが、初球のスライダーで投ゴロ。わずか1球で火消しした。
7回も続投すると、グランダルを左飛、ヘルナンデスを三ゴロ、プイグを中飛と3者凡退。6回途中から打者4人を8球(ストライク7球)で仕留める快投を見せた。
カブスは8回にウィルソンがテイラーにソロ弾を浴び、0-2で敗戦。しかし、バースは前田との“投げ合い”で結果を残し、6試合連続無失点。ここまで9試合登板で失点はわずかに「1」。防御率0.87と快投を続けている。
(Full-Count編集部)