西武6選手、阪神はセで唯一0人、ロッテは5年連続で…球団別ファン投票選出
松坂は菅野に約15万票の大差、広島からは鈴木ただ1人
日本野球機構(NPB)は25日に「マイナビ オールスターゲーム2018」のファン投票最終結果を発表した。大きな注目を集めたのはセ・リーグの先発投手部門。今季復活を遂げた中日の松坂大輔投手が、巨人・菅野智之投手に約15万票の大差をつけて1位に。9度目の選出となり、今の球界でも段違い、群を抜く知名度と人気を見せつけた形となった。
球団別で見ると、パ・リーグの首位に立つ西武から菊池雄星投手や山川穂高内野手、源田壮亮内野手ら12球団で最多となる6選手が選出。開幕からの好調ぶりや、猛打で白星をもぎ取る派手な戦いぶりが反映された。セ・リーグの最多は巨人で、中継ぎ部門の上原浩治投手や坂本勇人内野手らが4選手選ばれてセ・リーグでは最多。例年多くの選出者を出す広島は外野手部門で3位の鈴木誠也ただ1人となった。
一方で、阪神からの選出なし。ファン投票選出者がなしだったのは、セ・リーグでは阪神だけとなった。2003年にはオールスターの同一球団最多ファン投票選出記録となる9人を送り出した人気球団ではあるが、最下位に沈むチーム事情もあるのか、9年ぶりにファン投票選出0人となった。パ・リーグでは楽天とロッテが0人。ロッテは2013年に井口資仁(現監督)が二塁手部門で選出されて以降、5年連続でファン投票選出無しとなった。
【パ・リーグ】
1位:西武6人
(先発:菊池雄星、捕手:森友哉、一塁手:山川穂高、二塁手:浅村栄斗、遊撃手:源田壮亮、外野手2:秋山翔吾)
2位:日本ハム2人
(中継:宮西尚生、DH:近藤健介)
3位:ソフトバンク2人
(三塁手:松田宣浩、外野手1:柳田悠岐)
4位:オリックス2人
(抑え:増井浩俊、外野手3:吉田正尚)
5位:ロッテ0人
6位:楽天0人
セ・リーグ
1位:広島1人
(外野手3:鈴木誠也)
2位:巨人4人
(中継:上原浩治、捕手:小林誠司、一塁手:岡本和真、遊撃手:坂本勇人)
3位:DeNA3人
(抑え:山崎康晃、三塁手:宮崎敏郎、外野手1:筒香嘉智)
4位:ヤクルト2人
(二塁手:山田哲人、外野手2:青木宣親)
5位:中日1人
(先発:松坂大輔)
6位:阪神0人
(Full-Count編集部)