見事な“足技”で中前打が「1-4-3」に… 米解説「W杯を見ているんでしょう」
ツインズのべリオスが曲芸!? 打球をつま先に当て二塁へ転送
ツインズのホセ・べリオス投手が見事な“足技”を見せつけた。29日(日本時間30日)、敵地カブス戦でつま先で安打を凡打に変えるトリッキーなプレーを披露している。
ツインズの3点リードで迎えた3回の守り。無死一塁からヘイワードに2ランを浴び、続くゾブリストが放った強烈な打球がべリオスを襲った。だが、左足のつま先に当たった打球は高く跳ね上がり、二塁手ドージャーが難なくキャッチして、そのまま一塁へ転送。一塁へ懸命に疾走したゾブリストを余裕でアウトに仕留め、「1-4-3」のプレーを完成させた。
MLB公式ツイッターは、足技から始まった見事な連携プレーを「ちょうど予定していた通り」との言葉を添えて動画で紹介。この試合を中継した「FOXスポーツ・ノース」で解説を務める、メジャー21年のキャリアを誇る元右腕ラトロイ・ホーキンス氏は「ベリオスはワールドカップを見ているんでしょうね、足技を発揮してアウトを奪いました」と称賛。実況も「アウトにするために内野のここしかないというところに飛んでいきました。ベリオスも大丈夫そうです」と、完璧な連携プレーを称えていた。