中日田島、巨人カミネロら不振…今季は”受難”の年? 12球団クローザー事情

セ・リーグで光るのはヤクルト石山の存在

 今季の各球団のクローザー事情を見てみよう。まずはセ・リーグから。

【セ・リーグ】
広島
中崎翔太 31試合0勝0敗3ホールド20セーブ 防御率2.37

ヤクルト
石山泰稚 32試合2勝0敗6ホールド13セーブ 防御率1.56

阪神
ドリス 26試合1勝3敗1ホールド17セーブ 防御率3.55
 
DeNA
山崎康晃 28試合2勝2敗2ホールド16セーブ 防御率1.29

巨人
カミネロ 20試合1勝1敗2ホールド11セーブ 防御率5.79
 ↓
マシソン 23試合0勝2敗14ホールド2セーブ 防御率2.28

中日
田島慎二 28試合0勝4敗1ホールド15セーブ 防御率6.00

 ヤクルトの石山、DeNAの山崎の成績は上々だ。特に石山はまだ黒星なし。防御率も1点台を維持しており、チームの交流戦最高勝率にも大きく貢献した。広島の中崎も無敗で、防御率2.37。阪神のドリスは3敗、防御率3.55と安定感に欠ける。すでに抹消されたカミネロ、そして、田島は厳しい数字で、中日は田島の代役を祖父江や岩瀬、鈴木博らが日替わりで務めることになりそう。巨人は1日の中日戦は3点リードの9回にはマシソンが登板し、きっちり抑えた。

【パ・リーグ】
西武
増田達至 26試合0勝4敗2ホールド11セーブ 防御率4.91
 ↓
カスティーヨ 16試合(12先発)6勝4敗1ホールド1セーブ 防御率4.22

日本ハム
石川直也 31試合1勝2敗15ホールド6セーブ 防御率2.93
 ↓
トンキン 30試合3勝1敗9ホールド12セーブ 防御率1.86
 ↓
有原航平 11試合(7先発)4勝2敗1ホールド2セーブ 防御率6.41

ソフトバンク
サファテ 6試合1勝0敗0ホールド5セーブ 防御率3.00
 ↓
森唯斗 32試合0勝3敗3ホールド16セーブ 防御率4.03

オリックス
増井浩俊 36試合1勝0敗6ホールド21セーブ 防御率1.64

ロッテ
内竜也 35試合1勝3敗4ホールド19セーブ 防御率3.09

楽天
松井裕樹 24試合0勝5敗5ホールド2セーブ 防御率5.01
 ↓
ハーマン 27試合1勝1敗9ホールド7セーブ 防御率1.38

パ・リーグはそれぞれの事情で4球団で守護神交代となっている

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