多くの球団が頭を悩ます三塁手事情 元巨人・村田獲得に乗り出す球団は?
ヤクルトは実に7選手が三塁手でスタメン出場
○広島
安部友裕 48試合145打数26安打1本塁打11打点 打率.179
西川龍馬 43試合108打数32安打2本塁打17打点 打率.296
美間優槻 30試合36打数5安打0本塁打1打点 打率.139
庄司隼人 12試合14打数0安打0本塁打0打点 打率.000
小窪哲也 3試合3打数1安打0本塁打1打点 打率.333
○阪神
糸原健斗 71試合250打数74安打1本塁打18打点 打率.296
大山悠輔 54試合157打数32安打2本塁打15打点 打率.204
鳥谷敬 67試合133打数27安打0本塁打12打点 打率.203
陽川尚将 20試合71打数25安打3本塁打22打点 打率.352
北條史也 13試合37打数14安打0本塁打5打点 打率.378
○DeNA
宮崎敏郎 71試合268打数86安打15本塁打38打点 打率.321
飛雄馬 2試合6打数1安打0本塁打0打点 打率.167
○巨人
マギー 62試合218打数63安打7本塁打36打点 打率.289
岡本和真 73試合278打数85安打14本塁打45打点 打率.306
田中俊太 49試合88打数22安打0本塁打6打点 打率.250
○中日
福田永将 69試合241打数64安打6本塁打30打点 打率.266
高橋周平 66試合216打数60安打4本塁打30打点 打率.278
堂上直倫 41試合29打数6安打0本塁打4打点 打率.207
○ヤクルト
川端慎吾 51試合149打数38安打1本塁打10打点 打率.255
大引啓次 24試合59打数21安打1本塁打5打点 打率.356
西浦直享 66試合209打数57安打6本塁打32打点 打率.273
藤井亮太 22試合38打数10安打0本塁打2打点 打率.264
奥村展征 15試合21打数5安打0本塁打0打点 打率.238
荒木貴裕 55試合78打数18安打3本塁打19打点 打率.231
谷内亮太 11試合14打数1安打0本塁打0打点 打率.071
こう見ると、現状で三塁手のレギュラーに懸念がないのは、ロッテ、巨人、DeNA、日本ハムくらいか。ヤクルトは7選手が、阪神、広島、オリックス、楽天は5選手が三塁を守っており、ホットコーナーを固定できていない。
そこで気になるのは、BCリーグ栃木ゴールデンブレーブスに在籍する元巨人の村田修一の存在だ。BCリーグでは、32試合に出場し、104打数37安打6本塁打32打点、打率.356とさすがの成績を残している。37歳のベテランながら、今季は中日の松坂大輔、広島の永川勝浩が復活し、阪神の藤川球児も健在。“松坂世代”たちが再び奮闘している。
球界で不足しがちな“強打の三塁手”。外崎や宮崎に続く、次世代のスターとなる大砲は現れるか。そして、支配下選手の登録期限となる7月末までに、村田のNPB復帰の可能性はあるだろうか。
(Full-Count編集部)