二盗! 本盗! カブスの俊足強打者、最後は“泳ぐように”ホームに生還
まるで競泳選手! 超絶スライディングで捕手のタッチかわす
俊足で知られるカブスのハビアー・バエス内野手が、まるで泳ぐように捕手のタッチをかいくぐって本盗を決めた動画を、MLB公式ツイッターが紹介している。
バエスが離れ業を演じたのは、アメリカ合衆国の独立記念日にあたる4日(日本時間5日)の本拠地タイガース戦だった。4回に先頭打者として左前打で出塁すると、続くラッセルの打席で相手先発左腕リリアーノが一塁牽制をする間に二塁へ疾走。一塁手の悪送球を誘って楽々と三塁へ到達した。ラッセルが四球で歩き一、三塁とすると、ここで魅せた。
再びリリアーノが一塁へ牽制するのを読んだバエスは、すかさずホームを目指してスタートを切った。一塁手からのバックホームは微妙なタイミングだったが、バエスはまるで競泳選手がターンする時のように巧みに体をひねってかいくぐりながら捕手のタッチを避け、右手でホームベースを触って生還。アクロバティックなスライディングを紹介する動画には、「独立記念日を、泳いで過ごす以上にいいものなんてないだろう」という、しゃれたキャプションが添えられた。
いまや、MLB公式動画の“常連”となったバエスのスーパープレーに、ファンからは称賛のコメントが数多く寄せられた。
「これを1日中見ていられる」
「ヤツはかなりすごいね」
「素敵なフォーム」
「ベスト」
「バエスは史上最高の野球選手」
「素晴らしい滑り込み」
「おぉ、ナイススライディング」
この本盗で2-2の同点に追いついたカブスは、6回に勝ち越して5-2で勝利。ナ・リーグ中地区で首位を争うブルワーズがツインズに勝っただけに、ライバルとの1ゲーム差をキープする貴重な勝利を呼び込む本盗となった。