ブ軍外野手が“本塁打強奪”捕球 「なんてこった」のスーパーキャッチ!
ファンからは「イチのことも忘れないで」のコメントも
ブルワーズの元気者、キーオン・ブロクストン外野手が、値千金のスーパーキャッチでチームを救った。4日(日本時間5日)の本拠地ツインズ戦。2点リードで迎えた9回に、ツインズ主軸ドージャーが放った中堅への大飛球を背走し、ジャンプ一番でキャッチ。バックスクリーンに左手を突っ込みながら、グラブからこぼれそうになるボールを辛うじてグラブの先でつかんだ“本塁打強奪キャッチ”を、MLB公式サイトと公式ツイッターが動画で伝えた。
超美技を決めたブロクストン自身もビックリだ。スーパーキャッチを完成させて着地すると、グラブをたたきながら舌を出して大笑い。両腕を高々と挙げて味方の外野手とハグをするなど、全身で喜びを表すはしゃぎっぷりに、ベンチも全員が両腕を天に突き上げて祝福した。
「キャッチ・オブ・ザ・イヤー なんてこった」という一文とともにツイートされた動画には、ファンから驚愕のコメントが殺到した。
「なんてことだ、その打球がフィールドに残る権利などない」
「信じられない、その打球は捕られるはずがなかった」
「イチ(イチロー)のことを忘れないで」
「間違いなくキャッチ・オブ・ザ・イヤー!」
「とんでもなくすごい」
「なんて強奪だ!!! あいつはなかなかのジャンプ力だね」
「素晴らしい捕球!」
「ステキ」
「えげつない」
マウンド上の守護神クネベルは、次打者エスコバーにソロ本塁打を浴びて1点差まで詰め寄られただけに、ブロクストンのプレーは、結果的に追いつかれるのを阻止した価値あるキャッチとなった。乗るとスーパープレーを連発するタイプで、昨年も8月30日のカージナルス戦で同じような大飛球をキャッチする美技を見せていた。今季は3Aで開幕を迎えたが、ケインの故障によって6月26日に昇格したばかり。メジャー生き残りへ、まずは守備で猛アピールした。