ロッテドラ5渡邉、プロ初勝利へ6度目の挑戦 9日西武戦先発「全力で応えたい」
過去5度の先発はいずれも白星には届かず
西武 – ロッテ(9日・メットライフ)
ロッテのドラフト5位ルーキーの渡邉啓太投手が、9日の西武戦(メットライフD)で25日ぶりの先発マウンドに上がる。
先発は6月14日の交流戦のDeNA戦以来の先発で、プロ初勝利へ6度目の挑戦となる。5月17日のオリックス戦でプロ初先発し、5回101球を投げて3失点で降板。日本ハム、ヤクルト、中日、オリックスと5試合先発したが、勝ち星に恵まれなかった。
クオリティスタートの基準である6イニングには届いていないものの、5回4失点だった5月24日の日本ハム戦を除き、自責点は3点以内と試合は作ってきている。2軍での再調整を経ての6度目のチャンスだ。
「チャンスをいただいたので、全力で応えたい。ファームでいろいろ課題の挑戦してきた。球の精度だったり、強い球を投げることを心掛けた。チームに勢いをつけられるような投球、最終的にはチームが勝つことが大事。チームの流れをもってこれるような投球をしたい」と意気込みを語った渡邉。今度こそプロ初勝利を掴むことはできるだろうか。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)