巨人マギー、岡本の連発など打線繋がり勝利 ヤクルトは山田サイクルも6連敗
巨人マギー、岡本の連発など打線繋がり勝利 ヤクルトは山田サイクルも6連敗
■巨人 8-5 ヤクルト(9日・静岡)
巨人は9日、草薙球場で行われたヤクルト戦を8-5で勝利した。同点の7回に陽岱鋼のタイムリー三塁打、マギー、岡本の2者連続本塁打などで一挙6点を奪い勝ち越しに成功した。ヤクルトは山田が史上66人目、71度目のサイクル安打を達成するも、及ばなかった。
先制したのは巨人。初回1死一、二塁から岡本が左翼線へタイムリー二塁打を放ち1点を先制。さらに1死満塁から長野の一ゴロの間に三塁走者・マギーが生還し初回に2点を奪った。
先発のヤングマンは4回まで無失点ピッチングを見せていたが、5回2死一塁から山田哲に2ランを浴び同点に追いつかれる。それでも打線は7回。無死三塁から陽岱鋼が右翼へタイムリー三塁打を放つと、2死一、三塁から吉川尚が中前タイムリー。続くマギーの8号3ラン、岡本の16号ソロで一挙6点を奪い勝ち越した。
ヤクルトは9回、1死一塁の場面で山田が打席へ。ここまで左前打、本塁打、二塁打を放っていた主砲はここで谷岡から適時三塁打。史上66人目、71度目のサイクル安打を達成して4点差とし、バレンティンも適時打で続いた。しかし、巨人は2死一、二塁でマシソンを送り、逃げ切りに成功した。
ヤングマンは6回8安打2失点の粘投でデビューから2連勝。ヤクルトは7回に登板した中尾、風張が巨人打線につかまったのが誤算だった。6月30日の阪神戦から引き分けを挟み泥沼の6連敗となった。
(Full-Count編集部)