大谷翔平、復帰後初タイムリー放ち4打数1安打 チームは先発全員安打で快勝
8回2死二塁での第5打席で左前へ弾き返す
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地でのマリナーズ戦に「6番・DH」でスタメン出場し、8回2死二塁での第5打席で復帰後初タイムリーとなる左前適時打を放った。この日は4打数1安打1打点1四球だった。エンゼルスは先発全員安打の15安打で9点を奪って快勝し、2連勝とした。
2試合ぶりの先発となった大谷。3点を先制されて迎えた初回、1点を返してなおも2死一、二塁のチャンスで迎えた第1打席はフルカウントの末に四球。得点には繋がらなかったが、チャンスを広げた。3回先頭打者での第2打席は3球目を引っ掛け、一、二塁間に寄っていた二塁手の正面を突く二ゴロに終わった。
両チーム3点ずつを奪い合って迎えた4回、エンゼルスはシモンズの適時打、プホルスの2ランで勝ち越しに成功し、大谷が第3打席へ。5球目を引っ掛けた打球は二、遊間へのゴロとなったが、快足を飛ばして一塁へダッシュすると、二塁手の名手ゴードンが悪送球。相手のエラーを誘って出塁すると、続くキンズラーの左前適時打で本塁へと生還した。
6回1死一、二塁での第4打席は一ゴロに倒れた大谷だったが、8回2死からプホルスが右翼線への二塁打を放ったことで、第5打席が回ってきた。左腕エリアスが投じた2球目、外角高めの真っ直ぐを弾き返した打球は左前へ。二塁走者が生還し、リードを広げる適時二塁打となった。
中盤の攻撃で試合をひっくり返したエンゼルスは、大谷の適時打で先発全員安打を達成し、快勝した。
(Full-Count編集部)