未来のスターが会する「フレッシュオールスター」MVPは一流への登竜門!?

投手のMVPは21世紀に入って「0」

 実は、21世紀に入ってからフレッシュオールスターのMVPを受賞したのは野手だけだ。

2001年:里崎智也
2002年:藤本敦士
2003年:今江敏晃
2004年:青木宣親
2005年:鶴岡慎也
2006年:飯原誉士
2007年:中東直己
2008年:原拓也
2009年:中田翔
2010年:岩崎恭平
2011年:荒木貴裕
2012年:中谷将大
2013年:加藤翔平
2014年:井上晴哉
2015年:台風のため中止
2016年:岡本和真
2017年:曽根海成

 最後に投手でMVPを受賞したのは、2000年のフレッシュオールスターで3回を1安打無失点に抑えた当時広島の河内貴哉投手までさかのぼる。

 投手の場合、1イニングずつ投げてマウンドを降りることが多く、野手に比べるとMVPを獲りにくいようだ。昨年も、選抜選手の中で唯一複数回を投げたソフトバンク・古谷優人投手は2回を3奪三振に抑えたが、MVPはチームメイトの曽根だった。

 一流への登竜門となっているフレッシュオールスター。今年は誰がMVPを手にするだろうか。

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