元Gマイコラス、“日本愛”を改めて語る「残りのキャリアを日本でずっと…」

本人が明かす“日本愛”「日本でずっと成功できればとても幸せだろうと思ったこともある」

「マイコラスがどこからともなくやってきてオールスターに初めて選出されたということは、NPBに失礼である。NPBは日本でナンバー1の野球リーグであり、世界で2番目に優れたプロ野球リーグである。マイコラスは読売ジャイアンツで3年プレーし、31勝13敗、防御率2.18の成績を残した」

 レベルの高いNPBでしっかり実績を残した。つまりは、相当な実力者である。元々持っていた確かな力を開花させる方法を日本で身につけたと言えるかもしれない。記事では「海外でスターダムにのし上がることは、楽しい経験であったことだと理解できる」として、マイコラス本人のコメントを紹介している。

「残りのキャリアを日本でずっと成功できればとても幸せだろうと思ったこともある。日本で6、7、8年プレーし、素晴らしいキャリアを持ち、家族で日本を楽しみ、気持ちよく引退できた選手を何人か知っている。僕はプレーできるところならどこでも、できるだけ長くプレーしたかった。ただ楽しみたいんだ」

 この言葉からは、マイコラスが日本にどれだけの愛情を持っていたのかが伝わってくる。記事では「マイコラスは、日本でプレーした時間は単にメジャーリーグへの復帰を目指すためだけのものではなかったと語った」とも指摘。まずは日本で成功したい。右腕はそんな強い気持ちを持って海を渡ったのだ。

 一方で、日本で快投を続けるマイコラスをメジャー球団は見逃さなかった。カージナルスは日本での投球を高く評価。メジャーでも成功できると確信し、獲得に力を注いだ。そして、新戦力は今季、実際に期待通りの活躍を披露。マイコラスがメジャーでも活躍することで、日本野球のレベルも見直されることになる。

「彼はこの2つのリーグは思い込まれているほどかけ離れてはいないと証明した」

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