松坂大輔、秋山に先頭打者弾を被弾 初回まさかの2被弾5失点…球宴第1戦
森にも2ラン許し、古巣西武の後輩2人に手痛い本塁打を浴びる
中日の松坂大輔投手が12年ぶりにオールスターのマウンドに帰ってきた。13日、京セラドームで行われた「マイナビオールスターゲーム2018」第1戦で先発。「平成の怪物」が西武時代の2006年以来となる「平成最後の球宴」のマウンドに立った。
先頭の西武・秋山へ投じた注目の初球は134キロの真っ直ぐでボール。1ボール1ストライクからの3球目、136キロで空振りを奪ったが、フルカウントからの9球目、内角低めのカットボールを捉えられて右翼スタンドへと運ばれ、先頭打者本塁打を被弾した。続く昨季までチームメートだったソフトバンクの柳田をカットボールで空振り三振に奪うと、横浜高校の後輩である日本ハムの近藤には中前安打、日本ハム中田にボールが抜けて死球を与えた。
オリックスの吉田正には中前へと運ばれる適時打を許し、2点目を奪われた。西武の後輩となる浅村は右飛に打ち取って2死としたが、こちらも西武の後輩となる森には右翼ポール際スタンドへ弾丸ライナーで飛び込む3ラン。岡本を打ち取って3アウト目を取ったが、初回に5点を失った。
6月17日の西武戦(メットライフD)で背中の軽い捻挫で登板を回避。オールスターが、それ以来の実戦復帰のマウンドとなった。ソフトバンクを退団し、中日に入団した今季、ここまで7試合に先発して3勝3敗、防御率2.41の成績をマークしている松坂。ファン投票でセ・リーグ投手部門1位に輝き、9度目のオールスター選出となった。
(Full-Count編集部)