田澤純一がエンゼルスとマイナー契約 代理人「マイナーで競争力を取り戻す」
10日にタイガース傘下3Aを契約解除
タイガース傘下マイナーから契約解除されていた田澤純一投手が13日(日本時間14日)、エンゼルスとマイナー契約を結んだ。代理人を務めるネズ・バレロ氏が明かしたもの。
今季マーリンズで開幕を迎えたが、5月17日(同18日)に戦力外通告を受け、21日(同22日)に自由契約となった。6月4日(同5日)にタイガースとマイナー契約を結び、傘下3Aで昇格の機会をうかがったが、7月9日(同10日)に契約解除となっていた。
代理人のバレロ氏は同日、ドジャースタジアムで報道陣の取材に応じ、エンゼルスとマイナー契約を結んだことを明かすと「マイナーで競争力を取り戻し、アナハイムで(メジャーの)チームに加わることができると思う」との見通しを語った。大谷翔平投手の代理人でもあるバレロ氏は「彼ら(大谷と田澤)が今年、アナハイムで一緒になることを願っている」と話した。
田澤は今季メジャーでは22試合に投げて1勝1敗2ホールド、防御率9.00と奮わず。3Aでは7試合に投げて0勝1敗、防御率9.39だった。
渡米10年目の右腕は、今季3球団目となる新天地でメジャー昇格を狙う。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)