マイナー契約の田澤純一にエ軍ソーシア監督期待「ブルペンでの活躍に…」
エンゼルス投手陣は続々と負傷し戦線離脱
エンゼルスのマイク・ソーシア監督が13日(日本時間14日)にマイナー契約を結んだ田澤純一投手に期待した。敵地ドジャース戦の前に会見に応じた指揮官は、田澤の調整がうまくいけば「間違いなくブルペンでの活躍が期待できる」と話した。
田澤は今季マーリンズで開幕を迎えたが、5月17日(同18日)に戦力外通告を受け、21日(同22日)に自由契約となった。6月4日(同5日)にタイガースとマイナー契約を結び、傘下3Aで昇格の機会をうかがったが、7月9日(同10日)に契約解除に。そしてこの日、エンゼルスとのマイナー契約に至った。
今後はアリゾナ州にある球団施設で調整を行い、傘下3Aで実戦登板に臨む。田澤はレッドソックス時代の2013年にはセットアッパーとしてワールドシリーズ優勝に貢献。ソーシア監督は「2~3年前に非常に良い投球をしていた。もし同じような働きができれば、間違いなくブルペンでの活躍が期待できる」と期待を寄せた。
エンゼルスは先発・中継ぎともに投手が続々と負傷し、戦列を離れている。経験のある田澤が本来の調子を取り戻し、メジャーに加われば、頼れる戦力となりそうだ。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)