栃木大会で大逆転劇 宇都宮工が5点差の9回に一挙7得点でサヨナラ勝ち
9回裏に5点ビハインドをひっくり返す
第100回全国高等学校野球選手権の栃木県大会で15日、夏の甲子園4回出場の古豪・宇都宮工が、5点ビハインドで迎えた9回裏に一気に試合をひっくり返し、10-8と大逆転サヨナラ勝ちを収めた。
宇都宮商との3回戦を戦った宇都宮工。初回に2点を先制したものの、中盤から終盤にかけて宇都宮商の猛攻を浴びた。5回、6回に1点ずつを失って同点とされると、7回に一挙4得点を奪われて逆転。8回、9回にも失点し、9回を迎えた時点で5点のビハインドを背負っていた。
だが、この9回裏に怒涛の猛攻。同点に追いつくと、最後は及川がサヨナラ本塁打を放つ劇的な幕切れとなった。