元巨人・桑田氏がクロマティ氏と再会し感慨 「いつもあの笑顔がある」

桑田パイレーツを率いる桑田真澄監督(左)とゼビオ選抜を率いるクロマティ監督【写真:荒川祐史】
桑田パイレーツを率いる桑田真澄監督(左)とゼビオ選抜を率いるクロマティ監督【写真:荒川祐史】

1986年から5シーズン、エースと主砲で巨人を支えた

 軟式野球のMLBドリームカップ東京Aブロック予選が行われた明治神宮軟式球場で、プロ野球元巨人のチームメートだった桑田真澄氏とウォーレン・クロマティ氏が再会した。

 クロマティ氏が率いるゼビオ選抜モントリオールエクスポズが第2試合で圧勝した後、同じグラウンドの第3試合に登場する桑田氏が顔を合わせ、5分ほど英語で会話を交わした。2人は桑田氏が加入した1986年から5シーズン、エースと主砲という立場で巨人を支えた間柄だ。

 桑田氏は14歳年長の元大リーガーとの思い出を聞かれると「クロと言えばやっぱりあの笑顔ですよ。野球を本当に楽しんでいるからこそ、いつもあの笑顔があるんですね。野球とかかわっているのですから、楽しさを忘れてはいけません。クロからは巨人時代にこんなことを教わりました」と語り、欠いてはならない選手としての原点をあらためて野球人に説いているようでもあった。

 立ち話の中身については「元大リーガーもさらに呼んで、この大会をもっと盛り上げようと話しました。アメリカに帰る前に食事の約束もしました」と、かつての同僚との再会がうれしそうだった。

(河野正 / Tadashi Kawano)

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