プロの壁は想像以上に高い? ハム清宮にオリ田嶋、 パのドラ1の前半戦は…
清宮は1軍では苦戦も…2軍ではイースタントップの15本塁打
3月30日に開幕したプロ野球は7月11日に前半戦が終了。12日にフレッシュオールスター、13日と14日のオールスターゲームも終わり、16日から後半戦が開始される。期待を胸にプロの門を叩いたドラフト1位ルーキーの選手たちは、前半戦でどんな活躍を見せたのか。パ・リーグのドラフト1位ルーキーたちの成績を振り返っていきたい。
◯西武
齊藤大将
成績:18試合0勝5敗1S 44回1/3 防御率5.08(ファーム)
リーグ首位を走る西武だが、チーム防御率はリーグワーストの4.30という苦しい投手事情。そういったことを踏まえても、ドラ1の齊藤大将投手にチャンスが与えられても良さそうだが、ファームでは0勝5敗、防御率5.08とアピールできず。前半戦は1軍登板が1試合もなかった。
◯日本ハム
清宮幸太郎
成績:23試合69打数12安打1本塁打2打点 打率.174(1軍)
成績:39試合146打数33安打15本塁打36打点 打率.226(ファーム)
高校通算最多の111本塁打を放った清宮は、5月2日にプロ初昇格を果たすと、2リーグ制後新人新記録となる7試合連続安打を放った。しかし、1軍の投手に対応することができず5月28日に2軍落ち。降格後は本塁打を量産し、現在はイースタン・リーグトップの15本塁打をマーク。再昇格を経て再び2軍で経験を積んでいる。
◯ソフトバンク
吉住晴斗
成績:登板なし
鶴岡東高からドラフト1位でソフトバンクに入団した吉住投手。投打ともに選手層が充実しているソフトバンクということもあって、高卒ルーキーの吉住は、前半戦は1、2軍での登板はなし。3軍で腕を磨き、12試合に登板して防御率8.58という成績だった。