秀岳館が熊本工にコールド負け 3回戦敗退、3年連続甲子園ならず
波乱の熊本大会、シード校8校のうち6校が既に敗退
第100回全国高等学校野球選手権の熊本大会で、昨夏まで2年連続で夏の甲子園に出場していた秀岳館が3回戦で姿を消し、3年連続での甲子園出場の夢が絶たれた。
夏20回、春21回の甲子園出場を誇る熊本工と対戦した秀岳館。初回に守備の乱れが重なっていきなり4点を失うと、4回に大量5点を奪われて、序盤だけで8点のビハインドを背負った。打線は熊本工先発の林の前に1回に1点、4回に1点、6回に1点ずつを奪うのがやっと。3-10の7回コールドで敗れた。
2014年から監督を務め、2016年の選抜から4季連続で甲子園に導いた鍛治舎巧監督が昨季限りで退任。久木田拡吉監督が復帰し新体制で臨んだが、まさかのコールド負けで3回戦敗退。熊本では春の県大会優勝の文徳、準優勝の九州学院が既に敗退するなど、シード校8校のうち、これで6校が敗退となった。