“鍛治舎チルドレン”に明暗 県岐阜商は初戦突破、秀岳館はコールド負けで3回戦敗退

県岐阜商・鍛治舎監督の夏初陣はコールド発進!
県岐阜商・鍛治舎監督の夏初陣はコールド発進!

今春に鍛治舎監督が就任、2回から毎回得点で7回コールド勝ち

 第100回全国高等学校野球選手権の岐阜大会で、名将・鍛治舎巧監督が新監督に就任した県岐阜商が初戦の2回戦を突破した。昨年夏で熊本・秀岳館の監督を退任した鍛治舎監督は今春から母校である県岐阜商の監督に就任。夏初陣となった大垣西戦は11-4で7回コールド勝ちを収めた。

 2回に3点を先制された県岐阜商だったが、その裏に一挙に4点を奪って逆転に成功。2回以降は毎回得点を奪ってリードを広げていくと、6点差で迎えた7回にも1点を加えて、7回コールド勝ち。順当に初戦を突破した。

 鍛治舎監督は2014年に熊本・秀岳館の監督に就任すると、同校を2016年の選抜から4季連続で甲子園に導いた。昨夏の甲子園を最後に秀岳館の監督を退任し、今春から県岐阜商の監督に就任した。何の因果か、県岐阜商が今夏初勝利を挙げる直前に、熊本大会ではその秀岳館が熊本工にコールド負けを喫し、3回戦敗退となっていた。

(Full-Count編集部)

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